quickrun.elを書きました

@さんの quickrun.vim(リポジトリ)を Emacs向けに
書いてみました。Vim scriptは読めないし、Vimの設定方法もよくわからないので、
本家がどんな使い心地かさえわかっていないので、本家に近いものなのか
現状わかりません。


Emacsには executable-interpretという関数があるにはあるんですけど、
実行権限を与えないといけないとかプロンプトがいちいち出るとかが
うざいんで、使ってませんでした。なんで Emacsにも quickrunが
あると自分を含め便利と思う人が多いんじゃないだろうかと思いました。

リポジトリ

syohex/emacs-quickrun · GitHub

アルファ版です。sampleディレクトリにあるものは
手元では動いているという感じです。

設定

quickrun.vimでは, 特定のキーでウインドウを消すというのがあるよう
ですが、popwin.elという優れたものがあるので、それを使った方がよい
でしょう。

(require 'quickrun)
(push '("*quickrun*") popwin:special-display-config)

実行

コマンドは quickrun, quickrun-with-argの 2つです。
コマンドライン引数が必要であれば、quickrun-with-arg、
そうでなければ、quickrunを使ってください。

quickrunイメージ


quickrun-with-argイメージ



対応言語

Vim scriptは全く持ってちんぷんかんぷんなんですが、設定部分のところは
それらしくわかったので、それに準じようとしています。現状では以下のとおりです。

Vim scriptは無理でした。(スクリプトのみ動作させる方法が不明)

TODO

  • テストを書く
  • Windowsでの動作確認
  • バージョン間による問題がないか確認
  • 動作確認できていない処理系で動くかどうか
  • リファクタリング
  • 本家を使ってみて、使い心地を知る。

おわりに

Emacs Advent Calendar 2011に記事を書くために作成しました。
その日までに、品質の向上、ドキュメントの整備を行い、ちゃんと
した記事を書こうと思います。


大した行数ではないんですが、今までせいぜい 20行しか書いたこと
なかったので、苦労しました。


本日発売のるびきちさんの Emacs Lisp本もゲットしたので、自分の当番である
12月 1日までによりよいものに仕上げたいと思います。