Visual Studio Code 1.67(2022 April)で入った Toggle Inlay Hintsが良い
詳細は公式サイトを見てください。
Visual Studio Codeでは上記のように型を書いていなくても型を表示してくれるわけですが, 正直うざいと思うことが多い。特にあまり型を明示的に書かない F#や Rustの場合. 見た目もそうなのだが, 文字を挿入したり削除するときどこにカーソルを合わせるのが適切なのかがわかりづらかったりする問題もあってあまり好きではなかった。ただしどうしても型を知りたいこともあり有効にするか悩ましかったのだが, 先のフラストレーションの方が大きかったので一部機能を無効化していた(F#では細かく設定できたため, 変数と関数呼び出しの型表示を無効化していた).
1.67で入った Toggle Inlay Hintsがこの問題を解消してくれた. editor.inlayHints.enabled
は on
, off
しかできなかったのだが, ここに onUnlessPressed
, offUnlessPressed
という値が設定できるようになり, それぞれデフォルトで Ctrl-Alt
を押している間だけ型ヒントを表示, 非常時にできるようになった. offUnlessPressed
に設定すれば普段は非常時, 型が見たいときだけ Ctrl-Alt
を押せばよくなり, 個人的に非常に使い勝手の良いものになった.
補足: F#の関数の型とパイプラインオペレータを使ったときの行末の型は常に表示するようにしています. 各変数や引数の型が Ctrl-Altにより表示を切り替えられるようになっている.
設定方法
GUIの場合は inlay
等で検索して項目を設定する
settings.json
の場合は以下の通り
{ "editor.inlayHints.enabled": "offUnlessPressed" }