標準入力から読み取りを行うプログラムの実行
quickrun 1.9.8をリリースしました.
変更点
実行するバッファのファイル(foo.plとする)と同ディレクトリに foo.pl.qrinputのような
実行するファイル + '.qrinput'(変更可)がある場合, '.qrinput'の内容を実行するファイルの
標準入力に送るようにしました.
例
foo.plとして以下のものを用意する
#!/usr/bin/env perl use strict; use warnings; my $num = 1; while (my $line = <STDIN>) { print "$num:$line"; $num++; }
foo.pl.qrinputとして以下のものを用意する
aa bb cc dd ee ff
このとき, foo.plを開いて M-x quickrunとすると以下のような結果が
得られるようになりました.
1:aa 2:bb 3:cc 4:dd 5:ee 6:ff
経緯
quickrun.el 競技プログラミングのやつに使う時は標準入力入力バッファひらいてくれてそこにぺろっと標準入力はりたいし、同じバッファでquickrunしたら前回と同じものが出てほしい(elispを書け)
というのを見て実装しました. @naota344さんがいうようにバッファの方が,
余計なファイルも残らなくていいかなと思ったんですが, 残っていた方がいいときも
あるかもしれない、ということでファイルを読み取る形にしました. またコマンド分けたり,
Vimのように quickrun-option-inputみたく指定するのも考えてみましたが, quickrun
コマンドだけで全部済んだ方が使う側は楽かなと思い, 美しくないかもしれないですが,
この方法を取ることにしてみました.
optionとして指定するのは後々実装するつもりです.
おわりに
問題, ご意見等ございましたら, githubの issuesまでお願いします.