Emacsの終了を面倒臭くする
Emacsに限らずなんでもそうだと思うんですが、それを使いこなしたいので
あれば、それとできるだけ長い時間向きあうというのがいいかと思います。
つまり毎回毎回起動、終了をするのではなく、立ち上げっぱなしにしておいて
いつでも使えるようにすると。そのためになるべく終了しないようにすると
いうことが考えられます。
でもデフォルトの終了コマンド(C-xC-c)って結構押しやすいんですよね。片手で
できてしまう。さらに保存(C-xC-s)とかファイルオープン(C-xC-f)とか
よく使いそうなものが近くにあるので、それを押したつもりがうっかり
終了ということもあります。
なんで C-xC-cのバインドを変えてしまうか、何も割り当てないようにして
しまいましょう。キーバインドを消したい場合は
(global-unset-key (kbd "C-x C-c"))
他の機能を割り当てたい場合は
(global-set-key (kbd "C-x C-c") '好きな関数)
とします。ちなみに私は anything-M-xを割り当ててます。
終了の方法ですが、M-x save-buffers-kill-emacsで終了できます。
終了するのが格段に面倒臭くなりました。
でもさすがにそれは長すぎって場合は aliasをつけましょう
(defalias 'exit 'save-buffers-kill-emacs)
これで M-x exitで終了できるようになります。これでも C-x C-cに比べれば
だいぶ面倒ですね。
まとめ
Emacsの終了を面倒臭くする方法を示しました。ついつい終了してしまうのを
なるべく減らして、少しでもそれと向きあう時間を増やしましょう。
Emacsテクニックバイブル ?作業効率をカイゼンする200の技?
- 作者: るびきち
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 27人 クリック: 1,039回
- この商品を含むブログ (68件) を見る