Google IME(Mozc)の設定。Emacs(mozc.el)も。

Google日本語入力を使いたいということで Mozcをインストールします。
Ubuntu10.10では標準的なリポジトリに Mozcが含まれているのですが、
Emacsに関するプログラム、Elispファイルが含まれていません。
そこでEmacsのパッケージが含まれる 憩いの場さんが
管理しているリポジトリを追加して、そこからインストールします。


まずリポジトリを追加します。

  % sudo add-apt-repository ppa:ikoinoba/ppa
  % sudo aptitude update

これでリポジトリが追加されました。


次に必要となるパッケージをインストールします。

  % sudo aptitude install mozc-server+dict ibus-mozc emacs-mozc

必要なパッケージがインストールされました。
ここで一度再起動します。そのままだと Mozcに起動に失敗してしまう
ことがしばしばありましたので、再起動が必要かと思われます。


Mozcの設定をします。日本語入力を Mozcにするための設定は
Ubuntu × google 日本語入力 Mozc = 最強! - 箕面市役所Edubuntu日記を参考にしてください。


それができたら Emacs側の設定を行います。mozc.elをロードパスが
通っているディレクトリにコピーするか、mozc.elがあるディレクトリに
ロードパスを通します。私は下記の設定を .emacsに追加しました。

;; mozc
(require 'mozc)
(set-language-environment "Japanese")
(setq default-input-method "japanese-mozc")
(global-set-key (kbd "C-o") 'toggle-input-method)

toggle-input-methodはデフォルトでは "Ctrl-\"で押しづらいので
私は慣れている "Ctrl-o"に設定しています。


これで設定完了です。

mozc_el
こんな感じでminibufferに変換候補が表示されます。
これでanthy.elよりかは楽に変換できるかな。