shell-popコマンド以外で shellバッファに切り替えないようにする

https://speakerdeck.com/wadap/20140529-nanapistudy-vol2-pub


shell-popの tips.

Emacsからシェルを使う場合の問題

Emacsからシェルを使う場合にイラッとくるのは, kill-bufferを
したときなどにうっかりシェルバッファに切り替わってしまうこと
だと思います.


それを回避する方法を示します.

シェルバッファ名の先頭をスペースにする

これだけです. 'info elisp'の 'Buffer Names'というページに説明が
あるようにバッファ名の先頭がスペースの場合, そのバッファは明示的に
指定しない限り切り替えることができなくなります. 明示的にバッファ名を
指定して切り替えるということはまずないので, この対策により
kill-buffer等でうっかりシェルバッファに切り替わることがなくなります.


以下に eshellの場合の設定例を示します.

;; わかりづらいですが, shell-pop-shell-typeの値の 2番目の文字列の先頭がスペース
(custom-set-variables
 '(shell-pop-shell-type '("eshell" " *eshell*" (lambda () (eshell)))))


これでいくらか使いやすくなるのではないでしょうか.

リポジトリ

https://github.com/kyagi/shell-pop-el


問題があれば github issuesまでお願いします.