CPANモジュールガイドを読了しました.
個人的には Encodeの説明に載っていた Perlの"文字列"とバイト列の説明は
とてもよかったです。理解が中途半端だったんですけど、おかげで理解できました。
中級者はより理解を深めるために、初心者はこんなことできるんだってことを
知る上ですごく役立つんじゃないでしょうか. まあ私は初心者に毛が生えた程度
なのであまり中級者うんぬんは言えないですけど。
多くの人にとってプログラミングって目的がないと、続かないと思うのですが、
この本には現実的な問題を解決するためのモジュールがいくつも載っているので
大変ありがたい一冊になるのではないかと思います。
値段も含め申し分のない内容ですが、しいて不満をあげるとしたら
- perldocの使い方が載っていない.
- 章の切れ目がわかりづらい. 唐突に章が変わっていることがある.
- 章ごとのまとめがない
でしょうか.
1つめは知っているという前提なのかもしれないけど、この本では完全に説明できて
いないモジュールもたくさんあるので、調べ方があってもいいかなと思いました。
'perldoc -m'でソースを読むとかというのもいいかなと思います。
2つめは、本を作る上での問題で、あまり本質的でないですけど。
3つめは、この分野では他にこんなモジュールがありますよっていうのの
まとめがあればいいかなと思いました。
Perlを書く人なら間違いなく買いでしょう。

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