気になった Emacs記事 2012/SEP/10

納品シーズンに突入しました。

Vimから見たemacs


Vimで有名な@さんの shibuya.elでの発表。
意外と言うと失礼ですが、すごく客観的な視点の意見に思えました。
納得できる部分は多いですね。標準添付の拡張のところで Emacs
まあまあ豊富で、Vimは皆無とありますが、これって Emacsはあまり
プラスに働いていないなって私は思います。Emacsは機能としては
いろいろあるけど、充実度がいまいちなものが多いと思います。
'executable-interpret'を quickrunレベルまでにできなかった
ことや、マニュアルを見る機能を vim-refレベルまでできなかった
のはなまじ機能があったからのように思えます。それらがあることが
Emacsの魅力でもあったでしょうけど、今時の開発環境を考えると
力不足であることは否めません。私もそうですが、中途半端に
機能に満足してしまい、その先を目指せなかったことが昨今の Vimとの
差になっているのではないかと思います。Vimのパッケージは汎用性、
柔軟性が高いものが多く感じるので、そのあたりは学ばなければいけない
ところだと思います。


あとパッケージ管理が最近までまともにできなかったのも関係して
いるんじゃないかなと思います。ほとんどの機能を外部パッケージに
する必要があれば、ディレクトリの構成だったり、ファイル配置等の
規約ができていたのではないかと思います。このあたりももっと早くに
手を打てていれば、良かったと思うところです。

Emacs 24.2 released

Emacs 24.2がリリースされました。バグフィックスのようなので、
どうしてもバージョンアップできないという場合を除きした方が
いいでしょう。


ではでは。