これから就職活動をする人たちへ

新聞を見たら, 就活がもう始まっているというのがあったので
なんとなく書いてみる. 私が就職したのはリーマンショックの前で
近年では稀に見る入りやすい時代で, 今の厳しい状態とは違うとは
思いますが, 一意見として読んでもらえればいいかなと思います.

コミュニケーション能力

高いことにこしたことはないかもしれないけど, 低くてもそこまで気に
する必要はないんじゃないかなと思う. 聞かれたことにちゃんと応じることが
できるないなら, 何かトレーニングをした方がいいかと思いますけど, 意識
すればなんとかなると思います.


私自身コミュニケーション能力はかなり低いです. そもそも誰かと話すのが
苦手というかそこまで好きでないというか. さすがに 0ではないと思いますけど,
標準的な能力が 100としたら 5-10とかそんなレベル. これについては性格が
モロに出るので, そこまで気にする必要はないと思う. 非リア充だからダメだ
とか考えない方がいい.


知らない人事の人と話すことなんて嫌だって私は思いました. だから面接のときは
「ちゃんと話さないといけない」と決意して挑んでいました. 自然体とは程遠いと
思いますが, 私のような人間はそうしないとできないと思うので, コミュニケーションが
苦手な人はそういう覚悟で望むことがいいんじゃないかなと思います.

他の人との差別化

今はどうか知りませんが, 僕が就職活動したときみんな同じようなことを言うので
びっくりしました. 「リーダーしてました」というのが特に多いかと思うのですが,
そんな中でどう差別化するかを考えたときに自分のこと, 自分の思うことを素直に
いうという結論に至りました.


自分のことを言ったら他の人たちと差別化を図れるっていう程度に大学生活なりを
過ごしておく必要があるということになりますが, 自堕落な生活を送っていなければ
それは十分可能だと思いますのでね.


リーダーやったことが本当で, それが自分を語る上で必要であれば, それを言うことは
全然構わないし, そのことで差別化できると思います. だけどありもしない, 見栄を
はって, 理想像みたいなのを語るのはよくないと思うし, 相手の印象にも残らないと
思いますので. 自分が理想像にどれほど近い人間かってことをアピールするんじゃ
なくて, 自分自身をアピールした方が, ダメだったとしても後悔が残らないんじゃない
かなと思います.

反省する

試験にパスしようが, パスしまいが反省するようにしてほしい.
これについては簡単なところから見ていけばいいと思う. 声が小さかったんじゃないか,
姿勢が悪かったんじゃないかとか初めはそういうレベルでいいと思う. で, 次の
試験ではそこを意識してやって, 次の反省点を見つける. それを繰り返していけば
だいぶ改善されていくと思います.


なんで自分が受からないんだ〜って人がいますけど, そういう人は素直に悪かったから
受からなかったと考えた方がいいと思う. 相性が悪かったとか相手に見る目がないとか
考えるのは非常にもったいない. 実際どういう理由で落ちたかなんてわかりませんが,
それは自分のダメなところを考えさせる機会, ぐらいに考えてください. もちろん
受かった場合でも, 次にまた試験がある人は反省点がなかったかをちゃんと考えて,
よりよい自分を目指してください.

おわりに

私の個人の意見はこんな感じです. 最後になりますが, 大学の就職活動が最後と思う
必要はないということは認識しておいてください. 別に転職したっていいんだし.
疲れたときはちゃんと休んでください. ペースがきつかったら, のんびりすれば
いいと思います. それではよい就職活動を.