Emacsの終了を面倒臭くする

Emacsに限らずなんでもそうだと思うんですが、それを使いこなしたいので
あれば、それとできるだけ長い時間向きあうというのがいいかと思います。
つまり毎回毎回起動、終了をするのではなく、立ち上げっぱなしにしておいて
いつでも使えるようにすると。そのためになるべく終了しないようにすると
いうことが考えられます。


でもデフォルトの終了コマンド(C-xC-c)って結構押しやすいんですよね。片手で
できてしまう。さらに保存(C-xC-s)とかファイルオープン(C-xC-f)とか
よく使いそうなものが近くにあるので、それを押したつもりがうっかり
終了ということもあります。


なんで C-xC-cのバインドを変えてしまうか、何も割り当てないようにして
しまいましょう。キーバインドを消したい場合は

   (global-unset-key (kbd "C-x C-c"))

他の機能を割り当てたい場合は

   (global-set-key (kbd "C-x C-c") '好きな関数)

とします。ちなみに私は anything-M-xを割り当ててます。


終了の方法ですが、M-x save-buffers-kill-emacsで終了できます。
終了するのが格段に面倒臭くなりました。


でもさすがにそれは長すぎって場合は aliasをつけましょう

  (defalias 'exit 'save-buffers-kill-emacs)

これで M-x exitで終了できるようになります。これでも C-x C-cに比べれば
だいぶ面倒ですね。

まとめ

Emacsの終了を面倒臭くする方法を示しました。ついつい終了してしまうのを
なるべく減らして、少しでもそれと向きあう時間を増やしましょう。

Emacsテクニックバイブル ?作業効率をカイゼンする200の技?

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