リアルタイムシステム

社長に散々怒られたのでメモ。

リアルタイムシステムというのは早ければいいというわけではない。
遅くても構わない(あまりないだろうけど)。大事なことは
一定時間に処理が終えることを保証できること。

これができなければそのシステムはリアルタイムシステムではない。

1秒以内にやるという処理を 10000回する場合、例え平均が
0.1秒でも 1回でも 1.01秒かかってしまってはそれはリアル
タイムシステムではない。平均が限りなく 1に近くてもいい
から、とにかくすべてが 1秒以内ということが重要。

だから大事なのは平均ではなく、最悪値。
最悪値が要求される時間以内でなければならないから。

あとは分散(ばらつき)。目標が達成できない段階では
処理時間がどのようにばらついているかが重要。
ピークが目標の時間を越えるのであれば見直すところが
多いけど、ピークが目標以内であれば目標を達成する
ことは可能であると考えられる。そのときなぜ悪い方に
ばらつきが出るかということを検討し、それを改善できる
かが重要。

耳が痛かったんで、深く心に刻みます。